【全日本フィギュア】女子シングル

SPから上位に大きな順位変動はなく、坂本花織、島田麻央に続く3位に千葉百音をかわした樋口新葉が上がったくらい。そして、山下真瑚がSPとの合計で200点を超える結果を出したことが、一番のサプライズだったのではないか。山下は大学4年生だが今後も競技は続けるようなので、さらなる飛躍に期待したい。

それにしても、坂本の不調は気になる。様々な要素を詰め込んだ難しいプログラムになっていることも、その大きな要因のひとつだと思うが、世界選手権に向けて十分に仕上げるkとができるのだろうか。普通の選手なら、まずは全日本にピークを合わせてくるだろうが、坂本は別格。当然ながら、世界選手権に合わせているはずだ。そう考えれば、この時点での仕上がり不足は想定の範囲内なのだろうが、それほど時間に余裕があるわけでもない。

また、坂本への期待がプレッシャーとなっている上に、自分が日本スケート界を引っ張ろうと言う意識が強く出過ぎているようにも感じる。なかなかそういうキャラクターの選手にはお目にかかれないこともあって、スケート連盟もメディアも過剰なまでに坂本に依存してしまっている。

そして、今シーズンの世界選手権はボストン。TDガーデンは、かつてフリートセンターと呼ばれていた頃にNHLのブルーインズとデビルズの試合を観戦したことがあるが、北米サイズのはずなので勝手も違うだろう。この記事を書いている時点では、全日本優勝枠の坂本が確定しているだけだが、順当にジュニアを除いた上から3人で決まりそうな気がする。手堅く期待できるメンバーになりそうだ。