【海外ドラマ】SUITS

日本版SUITS/ スーツの放送再開が決まった一方、WOWOWで放送していた米国版のファイナルシーズンが終了した。終盤のエピソードは内部対立を経て「雨降って地固まる」印象のストーリーだったが、マイク・ロスまで登場させて学芸会的なノリになってしまったのは、ちょっと残念だった。もともとコメディ要素のある作品だけに、それほど外れているわけではないのだが、設定で興味を惹くのは邪道だと思うのだ。

しかし、エンディングは最高だった。日本のドラマは音楽のチョイスが下手すぎるのだが、米国ドラマは場面に合う名曲をよいタイミングでPVのように使う。今回は、コールドプレイの「Viva la Vida」が使われていた。ルイスとシーラ、ハーヴィーとドナというカップルが前向きに進もうとしている中でのこの曲は、とても強く明るいメッセージになった。ちなみに日本のドラマなら、タイアップしているというだけで歌詞も曲調もその場面に合わない曲が使われるだろう。

過去の名場面のカットで登場したメーガン・マークルの去就気になるが、まあそれは下世話な話題なので、勝手にやってもらおう。こうなると、ジェシカを主人公に描いたスピンオフも見てみたいが、U-NEXTでの配信なのでちょっと縁がなさそうだ…