【スローダンス】生き方がぬるい!

スローダンスが早くも最終回だったけど、最初のうちの期待が大きかっただけに、後半の盛り上がりのなさというか、テーマの絞りきれない展開には不満です。収穫は真木蔵人演じる「梶くん」がいい味を出していたところと、村岡希美の演じる「西山ちゃん」と小泉孝太郎をくっつけたことかな。

それにしても、妻夫木聡演じる理一たちの映画製作も一途さを感じないし、深津絵里の衣咲も店長としての仕事ぶりはハッキリ言ってぬるい。これじゃ、藤木直人のライフスタイルが全然特別なものに思えないよね。登場人物、みんなお気楽な人生を歩んでいるように見えるから。唯一、生活に懸命さを感じたのは、温水洋一と松野明美の夫婦かな?

もしかしたら、「そんなぬるさ=スローダンス」ってことなんだろうか。まどろっこしくなるような、回りから見たら「早く先へ進めよ」と言いたくなるような展開がテーマなのか・・・ だとしたら、結構深いよなあ!