【ワタリウム美術館】「理由なき反抗」展

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この時期の関東の美術展は、あまり興味を惹かれないものが多いと感じていました。ワタリウム美術館の「理由なき反抗」展も、ジェームス・ディーンのオマージュものかと思って敬遠していましたが、情報をチェックしてみるとコンテンポラリーアートを「理由なき反抗」という切り口で見せるものと知り、さっそく訪れることに。

既存の様式に身を委ねるのは楽だし、その様式の持つ権威に同一化した自分を感じる満足感もありますよね。それでも、自分で考え抜いて苦しんで産み出されたアート、世の中の流れに抗いながらも自分の直感を信じた作品にこそ、本質的な意味があるのだと確信した展覧会でした。

点数は少ないながらも、ウォーホル、キース・ヘリングナム・ジュン・パイクらの個性的な作品を、この個性的なハコで鑑賞するのは心地よいものです。ビートルズ好きな僕の個人的な思いとしては、オノ・ヨーコだけはどうにも好きになれないのですが…