【埼玉県立近代美術館】モダンアート再訪

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北浦和埼玉県立近代美術館で開催されている「モダンアート再訪」は、休館中の福岡市美術館の所蔵品による展覧会です。いつも工夫が光るこの美術館にしてはひねりの少ない見せ方ですが、リキテンスタインにウォーホル、草間彌生並んでいるのは圧巻でした。日本人画家の作品を織り交ぜながらシャガールやミロなどの作品も楽しめ、アラカルト的に概観することに徹しているのは面白いですね。

この他にも藤田嗣治のような大御所かたラウシェンバーグ瑛九といった通好みまで、幅広く展示されています。僕は、ロスコの作品は川村記念美術館やサンフランシスコの展覧会なとどかなりの数を見ているのですが、サーモンピンクを基調にしたものはあまり記憶になく、新鮮な印象でした。

平日の午後ということもあり、作品が放っているかのような静けさを感じながら、ゆったりと鑑賞することができました。美術館がある北浦和公園も、近所の人たちがくつろいでいる雰囲気が感じられ、リラックスできます。

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