【サッカーJ3】大分が首位に

さすがにNHK大分の中継は見ることができないので、大分トリニータのホーム最終戦はテキスト速報を追うしかなかった。スポーツナビの速報で栃木―長野戦の状況もチェックしながら、大分の戦況を想像していた。ミスター・トリニータこと高松大樹引退試合であり、選手が前向きにモチベーションが上がっている様子だったので、今日の勝利を疑う余地はなかったのだ。

先発に復帰したFW三平が先制して前半を終えると、後半にはFW後藤が続き、さらに三平がこの日2つ目となるゴールを決めて3-0とYSCC横浜を突き放した。この時点で後半5分だったが、栃木のスコアは動いていなかった。栃木の相手の長野は、大分に在籍経験のある阪田や夛田が先発し、荒田もサブに入っている。大分がリーグ戦終盤になって痛い一敗を喫した相手だけに、栃木にも一泡吹かせてくれそうな予感はあった。

そして、後半ロスタイム。長野は元トリニータでは活躍できなかった夛田がゴールを決め、得失点差で大分が首位に浮上した。これで、最終戦のアウェイ鳥取戦で勝てば、まず間違いなく自動昇格となる。今季J3の観客動員記録を塗り替える11,065人を集めた大分銀行ドームは、盛り上がったことだろう。来週は、僕も鳥取に遠征する予定だ。