【人事の話】内定式、そして派遣法

10月1日は、例年通り内定式の日。今年も僕の勤務する会社では、16名の新卒を迎えるべく内定式と祝賀会を開催しました。同日に、事業をシミュレートする就業体験も行って、会社の本質を理解してもらっています。最近の学生は、人前でもちゃんと自分のことを語る言葉とプレゼンスキルを持っているのは、素晴らしいことですね。

大手の採用意欲が旺盛な中、倫理憲章の改定で先行スケジュールが後ろにずれたことで学生も企業も、そして大学側もかなり混乱しました。経団連は早くもスケジュールを見直すと言っていますが、現場はそれに振り回されるだけなので、あまりいじって欲しくはないです。

そして、昨日9月30日には、改正派遣法が施行されています。民主党政権時代の遺物である「労働契約申込みみなし制度」が10月1日に発効してしまうため、自民党は何が何でも9月中に施行したいと考えていたようです。まだ施行細則も決まっていない状態ながら、法律だけは先走ってしまいました。派遣スタッフを多く抱える弊社にとっては、焦らずに少しずつ法改正への対応を図ってゆく必要がりそうです。