【アフガニスタン戦】過信は禁物

結果としてみれば、6-0で快勝したSAMURAI BLUEことサッカー日本代表アフガニスタン戦。その内容にはグッドニュースとバッドニュースの両方の側面があったように思う。

まずはグッドニュース。点を取るべき選手がゴールを決めた。これは純粋に評価しよう。岡崎はもちろんのこと、本田も泥臭いゴールで執念を感じたし、香川はドルトムントでの好調を代表でも再現してみせた。森重のゴールも本田の泥臭い折り返しが大きく貢献しており、何とかしようという気概が見えたことはよかった。

一方バッドニュースだが、原口の仕掛けである。このゲームでは非常に効いていたのだが、これに溺れてはいけない。あくまでアフガニスタン相手だったから、ドリブルであそこまで抜けたのだ。これがシリア相手にも通用すると思ったとしたら、原口自身もハリルホジッチも痛い目を見るだろう。

もう一点、あえて言うなら、アフガニスタン代表のサッカーは予想を上回る内容だった。選手の連携や動きの質は決して悪くなかったように思う。その相手から6点を奪ったことが今後の弾みになってくれればよい。