【トニー賞】第71回授賞式

トニー賞の授賞式をWOWOWの字幕版で見たら、ミュージカルが見たくてたまらなくなってしまいました。途中で挟まれるステージだけでも見応えは十分。特に「The Grate Commet」のジョシュ・グローバンの歌唱は素晴らしかったし、「Come from Away」のストーリーには興味を持ちました。9.11の際に、カナダのニューファンドランドで村の人口を上回る乗客を受け入れたストーリーは、ぜひ味わってみたいところです。

印象的だったのは、ベット・ミドラーの受賞スピーチ。ミュージカル部門主演女優賞を受け、90秒の制限時間を大幅に超えて作品の魅力を語り続け、打ち切りを迫る役割のオーケストラまで止めさせる「横暴」ぶり。でも、彼女の熱の入った語りが魅力的で、非難する気持ちにはなれなかったのです。普段、僕はこういうルール違反には厳しいんですけどね…

ミュージカル作品賞を取った「Dear Evan Hansen」の受賞スピーチでは、プロデューサーのステーシー・ミンディッチが高揚を抑えながら話した中に「日本のカホ」という人名が登場しました。ミュージカルの世界で「カホ」といえば、思い出すのは島田歌穂なのですが、実のところはどうなのでしょうね。