【小湊鐡道】ローカル線の魅力

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ゴールデンウィークに「いちはらアート×ミックス」に出掛けた際に、初めて乗車した小湊鐡道。小湊は外房の海沿いにある町ですが、この電車は内房の五井から房総半島のど真ん中にある上総中野までの路線です。もともとは小湊にある誕生寺まで延伸する予定だったものの、資金と工法の限界で途中までしか敷設できなかった歴史があります。

通常は2両編成ですが、僕が乗った時期はイベント対応で3両の編成。多くの駅では3両目がホームからはみ出してしまうので、当該駅で降車する乗客はあらかじめ車両を移動することを勧める放送が流れます。車両間の移動はできるのですが、無人駅からの乗客もいるため、車掌が各車両に1名乗務していました。

車両はガタガタで、動き始めるととにかく揺れます。車掌が観光情報も含めて頑張って車内放送をしているのですが、車両の軋みと扇風機の機械音でかき消されてしまって、ほとんど聞き取れませんでした。そのあたりはローカル線らしい旅情として、あまり気にはならなかったのですが、イベントに向かう中高年グループのマナーが悪く、それで興ざめしてしまったほどでした…