【東日本大震災】今日で三周年

このような出来事に対して「○周年」という表現を使うことには違和感があるのですが、政府が使っているようなので追随してみます。2011年の3月11日は、ちょうど新卒採用の選考をしていて、地下にある会議室にいました。揺れが収まるのを待って階段を上がり、被害状況を確認したところは我ながら冷静だったと思います。

今日は僕の会社でも14:46に合わせて、1分間の黙祷を行いました。業界団体経由で経済産業省の要請があったからではありますが、特に社内でも異論はなかったですね。黙祷をしながら、あの日の夜を思い出していました。帰れない同僚や部下も多い中、地下鉄が運転を再開したというニュースを聞いて、家族のことが気になってじっとしていられずに、渋谷から六本木一丁目まで歩いて南北線に乗って帰宅したんです。今の立場で同じ行動が取れるとも思えないけど、当時の行動としては間違っていなかったと思っています。

自分にとって大事なものは何か。震災は、それを見つめ直すきっかけにはなったと思います。まだ復興は道半ば。あまり目先のことだけにとらわれずに、大局をとらえて行動したいと思います。