海外へ向かう飛行機の機内では、英語に耳を慣らすために洋画を字幕で見ることが多いのですが、帰りは日本映画を見ることもあります。「超高速！参勤交代」は、今回のオーランド出張の帰路にJAL機内で鑑賞したものです。
この作品は、西村雅彦が出演していることもあって、何となく三谷幸喜が監督しているような錯覚にとらわれますが、実際の監督は本木克英。かなり無理のある展開ですが、平和な世に陰謀が渦巻くあたりはいかにも江戸時代的です。娯楽作品としては十分に楽しめますよ。
キャストに佐々木蔵之介や陣内孝則といった僕の好きな役者が名を連ねており、深田恭子も僕の目には「新境地」と見えるほどの存在感を示しています。上地雄輔は、最後にヒーローになるおいしい配役でしたね。猿の菊千代が大名の駕籠に入って行列の中にいる設定が、一番笑えました。
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