【よしもとばなな】花のベッドでひるねして

先日、出張に向かう品川駅で買ったよしもとばななの「花のベッドでひるねして」を、帰りの新幹線で読了してしまいました。これはファンタジーの要素を多分に含んだ小説で、不思議な世界観に浸れます。現実にありそうで、でもどこかしら現実味を欠く設定が、何とも言えない魅力でした。

この作品の中に、主人公が「邪悪なうさぎの夢を見る」というエピソードがあります。実は、僕も子どもの頃にそんな夢を見たことがあったのです。うさぎというか、巨大な着ぐるみのようなうさぎが、かわいらしい見てくれに反して恐ろしい存在として迫ってくる夢。小学校低学年くらいの頃に見た夢なのに、いまだに記憶にあるんですよ。

そのエピソードが、著者の実体験に基づいているのでないかと感じたので、Twitterでばななさんに質問してみたところ、何とご本人から「じつは、そうです」というリプライをいただきました! ばななさんのアカウントは本人の発言には「ば」という署名のようなものがつくのですが、このリプライにはしっかり「ば」と記されていましたよ。

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