【映画】REDリターンズ

パリから成田に帰って来る飛行機の中で見た「REDリターンズ」。ストーリーは荒唐無稽というか、あり得ない設定で現実味はまったくないのですが、展開としては面白いので堅いことは言わずに楽しみましょう。

キャスティングは、シリアスとコメディの中間路線を演じ切れる実力派が揃います。ブルース・ウィリスはもちろんのこと、味のある天然キャラを演じるメアリー・ルイーズ・パーカー、ゾクゾクするほどかっこいいおばあちゃんのヘレン・ミレン、ロシアのスパイでもまったく違和感のないキャサリン・ゼタ・ジョーンズといった女優陣は豪華ですね。

そして、アンソニー・ホプキンスはこういうエキセントリックな役を演じさせたら、右に出る者はいません。ややマンネリな役作りとも言えますが、これはこれで定番なのです。唯一キャラクター設定を誤っているように見えるのは、イ・ビョンホンでしょうか。

ネタバレになってしまうので詳しくは触れませんが、ラストの攻防は見応えがあります。ちょっとウトウトしてしまったこともあって、わざわざ巻き戻して見直してしまったほど。こういうときは、JALのMAGICは個人画面で便利です!

http://www.disney-studio.jp/movies/red/index.jsp