第62回エミー賞がＬＡのノキアシアターで発表されました。僕としてはファイナルシーズンを迎えた「LOST」にドラマ部門作品賞を期待していましたが、残念ながら「マッドメン」の3連覇に終わりましたね。同様に、ドラマ部門助演男優賞にダブルノミネートされていたベン役のマイケル・エマーソンとロック役のテリー・オクィンも、揃って落選です。
一方で予想外に受賞してしまったのが、ドラマ部門主演女優賞に輝いた「クローザー」でブレンダ・ジョンソンを演じるキーラ・セジウィック。実生活でケビン・ベーコンの妻である彼女は、ドラマの中では「ちょっと変わったおばさん」なのですが、確かにあの演技は傑出しています。エキセントリックな面と女性としての一面を併せ持つキャラクターを、巧みに演じていますね。僕としては、吹き替え版の声優・山像かおりがハマっているとも思っていますが…
そして、コメディ部門主演男優賞は「ビッグバン・セオリー」でシェルドンを演じるジム・パーソンズ。あのＢ級感たっぷりのとぼけた演技が評価されるところが、アメリカのコメディらしさを表しているように思いました。他にも「アメージング・レース」が連続受賞を逃したり、「Glee」のチア部コーチを演じるジェーン・リンチがコメディ部門助演女優賞を受賞するなど、9月12日のＡＸＮでのオンエアが楽しみです。
