【爆弾低気圧】結局ずぶ濡れに

台風なみの風雨になるという情報で、朝から僕の会社でも厳戒体制に。まあ、その判断をするのが僕の仕事なんですけどね。twitterなどでは、「会社がいつ帰宅指示を出すかで、ブラック度がわかる」という煽りコメントが目につきましたが、フレックスタイムを採用している会社では「会社の指示」なんてまったく必要ないんですけどね…

僕の会社は朝一番で、帰宅させるかどうかの判断は部門長に任せるということにしました。何でもかんでも社長や総務が決めていても、個々の事情を反映しているわけでもないし、結局誰も決断できなくなってしまうように思うんです。午後3時を過ぎてコアタイムが終了すると、帰宅する社員が出始めました。特に保育園にお子さんを預けている社員の判断は、さすがに早かったですね。

最近、「帰宅指示」が出しにくいのは、もうひとつ理由があります。それは派遣会社から「会社指示で帰宅させたのなら、仕事をしなかった分についても6割の休業補償を支払え」という要請があるからです。会社としてはスタッフのためを思って「帰宅させる」判断をしても、金を出せと言われてしまうとガッカリしますし、それなら仕事してもらおうと考えてしまうものではないでしょうか。

大手企業が14時頃から順次帰宅を指示したことで、16時頃の首都圏のターミナル駅は大混雑だった模様。一方で東京都は、鉄道が運休した場合に社員を一斉に帰宅させないよう要請を出していました。僕はその最初の帰宅ピークが終わって、2度目のピークの時間帯に帰宅。山手線は順調だったのに、京浜東北線が運転を見合わせたので、大塚で降りて都電に乗るという裏技を使いました。結局、最寄駅に着いてから雨足が強まり、ずぶ濡れになってしまいましたが…