【サッカーU23】ロンドンオリンピック出場!

地震テレビ朝日の中継が途切れた間に、扇原が先制。そして追加点は東がオフサイドぎりぎりで飛び出し、大津がつぶれ役となって清武が決めた。この2点目は実に美しいチームとしてのゴール。クラブチームほど連携を熟成させる時間のない代表チームで、このハイレベルなシンクロニシティを見せてくれたことに日本サッカーの成長を感じた。それにしても、東と清武だ。大分U18出身のコンビで決めた得点には、思わず込み上げるものがあった。

大津も原口もよかったし、山口と扇原の中盤も完璧。サイドバックは必ずしも満足できるプレーではなかったが、バーレーンのサイド攻撃に迫力がなかったこともあって大きな破綻もなく無失点に抑えることができた。権田もシリア戦の不安定さからは完全に脱し、自信にあふれる内容だった。交代出場した永井と斎藤は時間が短いとはいえ、リズムをつかむ前にゲームが終わってしまった印象だ。オリンピック登録枠の18人に、オーバーエイジを含めて誰が入るのか。こちらの争いも目が離せない。