出張で京都泊だったものの、雨の予報のためどうしようか迷っていました。朝8時前に起きてみると、曇り空ながら雨は降っていないので、城南宮経由で大阪・靭（うつぼ）テニスセンターまでHPオープン準々決勝を見に出掛けました。
交通機関の接続が悪く、会場に着いたときにはすでに第1試合が始まっていました。森田あゆみとマリオン・バルトリの一戦は、実力差を感じてしまう内容。特に森田は気持ちの切り替えがうまくいかず、ラインパーソンが「Out」のコールに続けて（自分に不利になる）「Correction」をしたとき、また雨天中断明けに攻めの姿勢で盛り返した直後にアンフォーストエラーをしてしまったときに、そのままズルズルとポイントを許してしまいました。バルトリはサービスの際に膝を極端に屈伸するクセ（画像）が目を惹きますね。
雨天中断の直前には、まずバルトリが雨を気にしてチェアアンパイアにアピールするものの認められなかったら、次には森田と「これでやるの？」と言わんばかりに顔を見合わせたり。中断中は、スタッフがタオルでラインを中心に懸命のメンテナンスをする中、チェアアンパイアが確認作業をしていました（画像）。結局6-2、6-1でバルトリの圧勝です。
第2試合はUSオープンのチャンピオンとなったサマンサ・ストーサーとシェッパーズ（WOWOWの表記はスケッパーズ）の一戦。ストーサー（画像）の重いサーブやネットすれすれを巧みに狙うショットは見ものです。ただ、第1セット2－2となったところで再び雨で中断してしまったので、僕は会場を後にしました。この後かなり進行は遅れながらも、ストーサーが勝って準決勝に進出したようです。
