【NHL】ボストン優勝、そして暴動

アイスホッケー・NHLのプレーオフという位置づけのスタンレーカップファイナルは第7戦にもつれこみました。ここまでの6試合はすべてホームチームが勝っているだけに、バンクーバー・カナックスが有利かと思われました。ところが蓋を開けてみればボストン・ブルーインズが4-0で完勝して、スタンレーカップをボストンに持ち帰りました。

この試合は、故意ではないものの体ごとゴーリーにぶつかるというプレーで微妙な判定もありましたが、結果がこれだけの点差なので、判定が大きく優勝を左右したとは言えない展開。波はあったものの、ボストンのゴーリー・トーマスがMVPに輝きました。

ところが話はこれでは終わりません。敗戦した地元バンクーバーのファンが暴徒化し、商店を襲ったり車を横倒しにしたりと、バンクーバーの繁華街が一時無法地帯になってしまったのです。

http://edition.cnn.com/video/#/video/sports/2011/06/16/black.canda.stanley.cup.riot.cnn?iref=allsearch

僕の中では、カナダ人はアメリカ人よりストレートに感情を出すし、ルールやマナーに縛られない印象があります。その意味ではいかにもやりそうな行動ではあるのですが、スポーツの試合の結果でここまでのことをしてしまうことには恐怖を感じますね。