【人事の話】どうなる2013採用

世間では、ちょうど2012年新卒の採用がピークを迎えています。震災を機に延期を公表した一部大手企業を除けば、ほぼ内定出しが一巡していて、内定のもらえない学生は2巡目の活動を始めているようです。そんな状況の中、人事はというと、すでに2013年新卒採用の準備を着々と進めているのです。

2013年採用は、「リクナビ」「マイナビ」等によるエントリー解禁が2ヶ月遅れの12月1日となるため、各社スタートダッシュをどう切るかに苦心しています。学生も「早く動かないと出遅れる」と思っている層と、「2ヶ月遅くなったから、まだ大丈夫だ」と考える層に分かれることが想定されています。

早期に良い学生を確保するたえの手段として注目されているのが、インターンシップ。これも就職協定によって日数や内容に制限は加えられましたが、いかようにも設計できるので融通は効きます。それでも一部大手が、協定遵守のためにインターンシップから撤退する動きもあるため、中堅企業にはチャンスですね。中には「インターンシップ」という美名の下に、低賃金、ひどい場合には無給で学生をこき使う例もあります。ツイッターfacebookみん就などのサイトでの情報交換が、学生にとっては必須ですね。