【ボランティア】秋田の高校生

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さて、東京は朝から雨音で目が覚めるくらいの悪天候の中、秋田の高校生に「自分の人生のヒーローになろう」というキャリア指導イベントを開催しました。こまち1号から乗り継いで、駅からは先生の用意してくれた車で高校へ向かいます。まずは僕の会社のアジア担当部長から講演があり、その後高校生が福祉実習で作ったお弁当を食べ、いよいよグループワークの時間です。

生徒たちに「自分のヒーロー」「自分の歴史」を発表してもらいます。これが、思っていた以上にしっかり考えていて、びっくり! クラス委員の男子は「世界で通用する米を作って、将来は海外に技術指導に行きたい」と語り、テニス部の女子は「アメリカで夫と子どもと犬と暮らしたい。そのために英語を勉強して、通訳になりたい」・・・ 他の女子生徒も「目標は自分の母親。自分もいっしょに考えてあげられるようになりたい」「自分を変えたい。自分を好きになりたい」など、なかなか良いポイントを押さえている。やはり男子の方がちょっと視線の先が短いけど、それなりには考えていた。

僕は、クラス委員には「指導に行きたい国の言葉ももちろんだけど、気候や文化や米を使う料理にも興味を持っては?」、テニス部には「通訳にもいろいろあるから、専門分野を作るといいのでは? 言葉だけでなく、話し手の気持ちも翻訳できたらいいね。ほんとにアメリカでいいのか、カナダやオーストラリアじゃないのかも考えるといいよ」などと伝えました。

詳しくは週末にホームページに書いてみたいと思います。僕にとっても、なかなか刺激になったイベントでした。彼らになら、日本を任せても大丈夫じゃないかな。

※画像は、僕が担当したグループ(後ろに立っているのが僕です)