【ハワイ島】コーストグリルのディナー

ワイ島でのまともな食事は、ハプナビーチプリンスホテルのメインダイニング「コーストグリル」でいただいたディナーだけでした。予約を入れずに6時に行ってみたところ、オープンテラスのテーブルを用意してくれました。隣ではアメリカ人ファミリーが男の子のバースデイディナーを楽しみ、その向こうでは日系人のグループが懇談していてのどかな雰囲気が漂っています。

まずは白ワイン。ナパバレーのシャルドネをいただいたところ、これが濃厚でフルーティな味わいが口の中いっぱいに広がる素晴らしいお味です。イタリアン風のパンとサラダともよく合います。サラダは「BLT」というネーミングで、普通BLTサンドといえば「ベーコン・レタス・トマト」をはさんだものですが、このサラダはバターレタスにカリカリのベーコンビッツ、そしてチェリートマトをチーズとアンチョビのドレッシングで和えたもので、とても上品な風味でした。

メインがニューヨークステーキだったので、2杯めは赤ワインに。これもカリフォルニアのメルローでしたが、渋味がまったくなく、ハーブを思わせるような香りすら漂う芳醇な飲み口でした。ステーキの肉はやや硬かったけれど、赤身の風味がとてもしっかりしていて、肉の味そのものを堪能しました。

デザートはホットファッジ・チョコレートケーキにアイスクリームを添えたもの。イチゴは余計でしたが、とろりとしたチョコレートケーキに甘さを抑えたアイスクリームが爽やかでした。コナコーヒーを飲みながら満天の星を見上げると、とても充実した気分になれましたよ。