【創作和食】渋谷・食幹

先日、会社のとあるプロジェクトの打ち上げで、渋谷・宮益坂の創作和食「食幹(しょっかん)」を使いました。プロジェクトに参加したコンサルタントの中に、グルメにはうるさい人がいて、このお店をチョイスしてくれたのです。ホームページなどを見ると女性をターゲットにしているように見えましたが、客層は意外と年配の男性グループが多かったですね。

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コースを頼んだのですが、最初のお皿は新鮮な生野菜を「トマト味噌」につけて食べるもの。かなり意表を突いた一品ですが、トマトの酸味と濃厚な味噌の風味が生野菜を引き立てて、期待通りでした。その後も「ブルーベリーの白和え」や「卵とシラスの炊き上げ」などひとひねりした料理が、定番の和食の中に散りばめられて供されます。締めは「ぱえりあ」。土鍋で炊き込んだ海鮮たっぷりのご飯は、お好みでだし汁をかけて食べられます。

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そしてデザートは、モナカにあんことアイスクリームをはさんだ和風なテイスト。しかも、このモナカはパリパリで、食感が素晴らしいのです。お味の方はやや淡白で、モナカとあんこ、アイスクリームがそれぞれに主張してしまって一体感が弱かったのはちょっと残念でした。

ただ、問題は最初の皿からデザートまでに3時間もかかること。団体客だからある程度は仕方ないのでしょうが、皿と皿の感覚が長すぎて間延びしてしまいました。暗に「もっと酒を飲め」と言われているような気すらして、あまりよい気持ちではありませんでした。そして、接客も残念ながら柔軟性を欠き、顧客視点には立てていなかったように思います。使い方次第ですが、サービスのクオリティが気になる人にはあまりお勧めできません。