【実践の英語】probation

JR東日本の電車の中のモニターで、最近流れている「英語でしゃべらナイト」。パックンがワンポイントで英語を教えてくれる内容なのですが、外資企業で長く勤務した僕にとっては何となく違和感のある表現だったりします。

例えば、今流れているものは、就職する際の「試用期間」という意味で"trial period"を紹介しています。もちろんこれでも正しいのですが、一般的に僕のいた複数の外資企業で使われていたのは"probation"という単語です。こちらは「保護観察」という意味にもなるので、やや厳格な印象なのかもしれませんが、普通に実務上も使われていました。

前回は「出張」の意味で"go on the road"を使っていましたが、普通に使うのは"go on a business trip"ですね。野球では「ホーム」の反対を日本でも「ロード」と呼びますが、その意味でも"road"には「地方巡業」「どさ回り」というニュアンスを感じてしまいます。

もちろん企業によっても「方言」があるので一概には言えませんが、あまり一般的でない単語を使うと親近感を得にくいということはありそうです。