【魔法にかけられて】現実的おとぎ話

別の映画を見た際に見かけた予告編に興味を持って見てみたのが、ディズニーの「魔法にかけられて」でした。中世ヨーロッパの王子とお姫様が、突然現代のニューヨークに紛れ込んでしまうというお話。ブロードウェイでいきなりミュージカルばりに歌い始めてしまう登場人物に、NY市民が実に現実的な反応をするところが見ていておかしいです。

話の展開はおとぎ話の王道ですが、実写とアニメをうまく融合させていて、ディズニーお得意のファンタジーを自らパロディにしているようなおもしろさがあります。お姫様のジゼルが、現代NY市民のロバートの家にあるカーテンでドレスを作ってしまったり、鳩やネズミたちを操って部屋の掃除をしてしまったりする場面も思わず笑ってしまいます。

ありえない話ながら、ここまで自虐的にパロってしまうと潔さすら感じます。最後はハッピーエンドなので、気軽に見ることができるのもディズニー映画のいいところですね。

http://www.disney.co.jp/movies/mahokake/