【パラオ旅行記】③滝までトレッキング

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早くも最終日です。この日は朝から「ガラツマオの滝ツアー」に参加しました。まずはバンに乗り込んで、滝を目指すトレッキングコースの入り口を目指します。途中で米軍の攻撃によって墜落した旧日本軍のゼロ戦や、日本人戦没者慰霊塔にも立ち寄り、こんな素晴らしい自然に囲まれたパラオにも、第二次世界大戦の爪痕が残っていることを思い知らされました。

さて、1時間ほどのドライブで到着した入り口からは、木の杖を突きながら山道を下るトレッキングの開始です。日本軍がボーキサイト輸送用に建設したトロッコ鉄道の廃線跡を歩いたり、川の中を渡ったりしながらの40分の行程。ぬかるんでいる箇所もあって歩きやすくはなかったけれど、鳥のさえずりやセミの鳴き声に包まれ、川のせせらぎを聞いていると疲れも和らぎます。いよいよたどり着いた滝は、20mの高さから降り注ぐ水がマイナスイオンとなって押し寄せてきます(画像)。トレッキングで熱くなった体をクールダウンさせると、気持ちも安らぐ感じがしました。

帰路には、パラオ共和国が1999年から進めている首都移転プロジェクトによって新しく建設された大統領府を見学しましたが、自然豊富な島に忽然と現れるギリシアイスラムの宮殿という雰囲気はちょっと違和感もあります(画像)。さらに、時間があったので第二次世界大戦時の日本軍通信隊跡の廃墟や、岩山湾と呼ばれるきれいなオーシャンビューのポイント(画像)にも立ち寄ってくれて満足です!

いったんホテルに戻って、パッケージでついているオイルマッサージ30分を受けて、レイトチェックアウトは24時のはずだったのですが、なぜか23時に「Check out, please」の電話が。帰りの飛行機はパラオを深夜の2:35に発ち、グアムに5:30に到着。乗り継いで6:30にはグアムを飛び立ち、朝の9時半にはもう東京に着いてしまいました。近いのにアクセスは最悪なのが、この楽園パラオの「玉にキズ」なのです…