【ハワイ】コンテンポラリー美術館

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コンテンポラリー美術館は、マキキハイツという高級住宅地の一角にあります。ここは本当に面白い立地で、少し奥にいけば夜景で有名なタンタラスの丘や、トレッキングコースになっているマノアの滝がある自然に囲まれたエリア。そこにキャンプ場や高級住宅街があり、その中にひっそりと小さな美術館が佇んでいるんです。車で行くにもわかりにくく、バスではワイキキから1回乗り換えないと行けません。

僕が訪れたのはたまたま第3木曜日で、月1回の無料開放日でした。まず展示室に入ると、中国系アーチスト「Yida Wang」の作品が目を惹きます。特に麻雀牌のイラストの前にアクリルのような小さな透明板を置いて、花弁の形に光が踊るようにできているのです。また「Cade Roster」の庭園(画像)は、ポップな人形が配置され、不思議な存在感を醸しだしています。

一部の展示は、東京・青山のワタリウム美術館に似たような吹き抜けを使ったものもありました。そして、庭園はまるで手つかずの自然の様でもあるけれど、実は人間の手が施されていて、これこそ現代芸術と思わされます。テニスコートに絵をかいてしまった作品(画像)もあり、多彩に楽しめる美術館です。ワイキキから行く場合はクヒオアベニューを走る2番のバスをアラパイ通りで降り、少し海側に歩くと15番に乗り換えられ、美術館の目の前で停まります。帰りは高級住宅街と小川のせせらぎを縫って2番のバス停まで歩くのも楽しいですよ!