【プレミア】チェルシーがマンU破る

本来なら横浜に快勝した大分トリニータの記事を書きたいところなのですが、急用のため録画すらできず、テキストデータでしか内容をチェックしていないのです。高松とウェズレイを欠いての勝利には、拍手を贈りたい。

さて、大詰めを迎えたイングランドプレミアシップ。UEFAチャンピオンズリーグとの2冠を狙うと公言しているサー・アレックス・ファーガソンらしい選手起用だったとは言え、マンチェスター・ユナイテッドに負けるつもりはなかったはずだ。バラックの見事なファーポストへのヘッドで先制されたものの、リカルド・カルバーリョの不用意なバックパスを奪ったルーニーがポストをかすめるような同点弾を決めて、ファーガソン的にはこれでよかったのだと思う。

ところがロスタイムに近い終盤になって、チェルシーの右サイドからの波状攻撃を思わず手で止めに行ってしまったブラウンのハンドはエリアの中。そしてこのPKをバラックが完璧に決めてマンチェスターの優勝戦線快走を思い切り引っ張り戻した形になった。プレミアとCLのどちらに重きを置くかということも含め、両監督の戦術と選手起用がますます楽しみだ。