【アイスホッケー】全日本選手権決勝

今季の全日本決勝は、ひがし北海道クレインズ東北フリーブレイズが対戦。会場はフリーブレイズにとってはホームリンクでなくなったものの、地元八戸のテクノルアイスパーク。八戸では昨日大きな地震があったようだが、東日本大震災アジアリーグプレーオフ決勝の前日で、僕はチケットを買っていたが中止になってしまっており、不思議な巡り合わせを感じた。

試合は比較的静かに進行し、クレインズ小原のゴールはハイスティックで取り消されたが、パワープレイからクレインズが先制。2-0からフリーブレイズも人里のゴールで追い上げたが、3ピリに3点目を奪われて勝負が決した。フリーブレイズは攻撃時の連携がどうも噛み合わない印象。ゴーリーは橋本ではなく畑だったが、味方がブラインドになってしまったゴールもあり、本領を発揮できなかった。

それにしても、クラブチーム化して2年目のクレインズは、大ベテラン伊藤賢吾を筆頭に河合兄弟や上野、西脇、寺尾裕道といったビッグネームが勢ぞろい。ゴーリーのオージンシュも守備が堅く、見どころの多いチームだった。アイスホッケー界は苦しい運営が続いているが、横浜GRITSがアジアリーグに参戦するという明るい話題もある。灯が消えてしまわないようにしたいところだが、コロナ禍ではそれもなかなか難しい…