サントリーがコンビニなどで販売している「スターバックス・ディスカバリーズ」にはシアトル（ラテ）、クァンディ（キャラメル）、ミラノ（エスプレッソ）がありましたが、新しく「パリ」が発売になりました。これは「パリ（砂糖不使用カフェオレ）」と銘打ち、甘味を加えない本格派のカフェオレとして売り出したものです。
あまりきちんと認識されていない風潮がありますが、イタリア生まれの「カフェラテ」がエスプレッソコーヒーにミルクを加えているのに対し、フランス特有の「カフェオレ」はいわゆるドリップコーヒー＋ミルクです。この「パリ」もエスプレッソではないので苦味がなく、ミルクの自然なほのかな甘さが活きています。タリーズも砂糖不使用のコンビニ商品「プレミアム・ブラック」を販売していますが、こちらはミルクも入れていないのでコンビニで買う商品としては、ターゲット設定が明確でないように思います。ちなみにこのタリーズの商品は「プレミアム・モカ」とも表記してあるので、僕はチョコレートシロップの入ったカフェモカを期待して飲んだため、まったく裏切られました…
さて、スタバの「パリ」ももっと缶コーヒーのような味を想定して飲んだだけに、そのまろやかで上品な味わいに良い意味で驚きました。210円でこの味が楽しめるのなら、かなりお買い得だと思います。スタバで普通に買う商品では、カフェミストに近いのでしょうか？ 僕はカフェミストは飲んだことがないので、比較できないのですが。ちなみに関東甲信越の1都10県では本日発売、16日に中部～近畿での発売だそうですよ。
http://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2007_0920.php
