【ワタリウム美術館】バリー・マッギー展

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青山のワタリウム美術館は初めてでしたが、以前から気になっている美術館ではありました。コンテンポラリー・アートの展覧会を中心に開催し、ミュージアムショップには「オン・サンデーズ」が入っているんですよ。9月いっぱいは、アメリカのストリートアートの旗手であるバリー・マッギーの展覧会です。

さて、ワタリウムの展示スペースは2~4階とB1に分かれており、それぞれのフロアのスペースはそれほど広くありません。2階から4階まで吹き抜けになったスペースに、ストリートキッズのマネキン4体が肩車をして連なっている作品があり、一番上のマネキンが壁に文字を書きつけています。4階には、壁にペンキのスプレー缶でアートを描いている腕が自動で動くオブジェがあり、3階には無数のテレビモニターが白黒ありカラーありの様々な情報を展開していました。

それなりに展示はおもしろいのですが、いかんせん作品数が少なく、これで1,000円という金額設定にはあまり妥当性が感じられませんでした。ただ、この展覧会のチケットは記名式で期間中何回でも入場可なので、ときどき来てはアートな雰囲気に浸るという使い方ができる人にはお得かもしれません。僕は繰り返し見るほどには興味をそそられませんでしたけど…

工夫が感じられたには、美術館の道路を挟んで向かいにある建物にも、バリー・マッギーのペインティングが施されていたことです。感性を鈍らせないためには、たまにはこういう展示を見るのもいいですね。

http://www.watarium.co.jp/exhibition/index.html