【トリニータ】宮沢獲得の意味は

大分トリニータは、FC東京から完全移籍でMF宮沢正史を獲得したと発表しました。宮沢はフリーキックのキッカーも担当する中盤の選手で、ボランチでもサイドでも使われていたと思います。日刊スポーツの記事では「ボランチの補強を進めていた大分」という表現があったのですが、ということはエジミウソントゥーリオのブラジル人コンビは切るのでしょうか?

ボランチのポジションには川田や森重もいるわけで、「出場機会を求めて」宮沢が移籍を決めたということは、ブラジル人コンビがいなくなる公算は強そうです。確かにボランチの外国人枠を2枚も使ってしまうのはもったいないし、どちらかの欠場時のギャップは大きかったので、やむを得ない選択なのでしょう。

大分はまだ高松、松橋、梅崎、根本、三木、深谷といったレギュラークラスが未更改なので、早く体制を固めて欲しいですね。高松は現在C級コーチ・ライセンスの講習に参加中ですが、その中で「大分で結果を出せば、オシムの目に留まる」というような発言をしているので、残留は濃厚と思われますけどね。海外からのオファーという噂のある梅崎と、DFの要の三木は外したくないです。

宮沢の話に戻ると、彼は関東大学リーグでも活躍した選手。もともと東京と大宮は関東大学リーグとのつながりが強く、一時期は大学OBで固めていましたが、今はだいぶ淘汰されてしまいました。クレバーで、途中から出ても流れを変えられる選手なので、重宝しそうです。