【世界バスケ】アメリカ敗れる

今日の準決勝は、さいたまスーパーアリーナに行けなくはなかったんだけど、ちょっと疲れていたしどちらかというと明日の順位決定戦でフランスをチェックしたかったので、スカパーでテレビ観戦でした。第1試合のアメリカ-ギリシャは、予想通り激しいディフェンスの応酬で幕を開けます。このタイトな守備をずっと続けるには体力も気力も使い果たしそうだったので、どちらがいつ根負けするかと見ていました。

1Qは完全なアメリカペース。ギリシャは24秒ショットクロックを目いっぱい使わされ、なおかつショットが打てなかったりとう状況でした。しかし、2Qに入るときっちり対応してくるところはさすが欧州王者。サイズを活かして、アメリカのディフェンスの上を越えるパスで流れを呼び込みました。2Qの中盤あたりから早くもアメリカの集中力が切れ始め、ディフェンスが甘くなったところを一気に突かれます。レブロン・ジェームスのフリースローがことごとく落ちたこともリズムに乗れない要因となったアメリカは、ウェイドやハインリックのアウトサイドからの攻めで追いすがるも、結局苦杯をなめることになってしまいました。

第2試合はスペインの守備対アルゼンチンのパスワークという予想を裏切り、これまた激しいディフェンスの戦いに。スペインはナバーロの不調をセルヒオロドリゲスがカバーし、一進一退の好ゲームになりました。途中からかなり荒れはじめたゲームでファウルの数もかさみ、終盤にはアルゼンチンのデルフィーノがファウルアウトしてジノビリとノシオーニも4つ、スペインのパウ・ガソルも4つとファウルトラブルに。しかもガソルは足首を負傷してしまい、アイシングをしてしまいます。

アルゼンチンはジノビリとノシオーニを下げてファウルゲームに行き、スペインのカルデロンが1本外してビハインドが1点となったところで再投入。ジノビリがカットインして外に振り、ノシオーニが狙ったスリーが落ちて敗退が決まりました。勝ったガソルが涙を浮かべるほどの、緊迫したゲームでした。

アメリカが負けて明日の3位決定戦に回ったので、あわてて明日のチケットを押さえました。おかげでフランス-トルコ、アメリカ-アルゼンチンというおもしろい組み合わせを観戦できます(^^)