トリノオリンピック・アイスホッケー男子の準決勝第1試合はスウェーデンとチェコという、攻撃に魅力あるチーム同士の対戦。試合開始早々にスウェーデンが得点し、チェコがすぐに追いつくという、打ち合いを予感させる立ち上がりでした。ここでスウェーデンは僕のイチオシ、ボストン・ブルーインズで活躍するP.J.アクセルソンがゴール正面でうまく合わせてリードを奪います。
リズムのつかめないチェコはその後も失点を重ねますが、２ピリにゴーリーを交代すると徐々に攻撃が冴え始め、5-3まで追い上げます。しかし、スウェーデンはさらに２点を追加。チェコにとってはハシェックの不在が響いた形になりました。しかしこの試合、ペナルティも少ないし、オフサイドやアイシングなどでゲームが止まる時間もほとんどありませんでした。
Hocky Dr.さんのブログの優勝予想で、僕はスウェーデンに投票したので、だいぶ当たる確率が高まりましたね。でも、もう１試合はロシアとフィンランドという守りが堅く、チームとして機能する国だけに要注意です。特にこの準決勝が打ち合いだっただけに、相手がどちらになったとしてもスウェーデンがどう切り替えてくるかが決勝の見どころですね。準決勝の勢いで行こうと思ったら、予選リーグのロシア戦のような惨敗も十分あり得ます。
