【アジアリーグ】プレーオフ・コクド連勝

いよいよアイスホッケーのアジアリーグは、プレーオフのファーストラウンドがはじまりました。コクドとバックスの勝者が、瀬高の所属する韓国のチーム・安養ハルラと対戦します。木曜日の初戦は、オーバータイムの末、コクドが先勝。バックスの好調が伝えられるだけに、今日も接戦が予想されました。

開始早々に、コクドは2回続けてパワープレイのチャンスをつかむものの、1人多いとはとても思えない動きで簡単にパックを戻されてしまいます。そんな中、日本を代表するゴーリーであるコクド・菊地とバックス・春名の好守が冴え0-0。しかし、1ピリ終盤にコクドの暴れん坊将軍パーピックとバックス・ボディーンがラッフィング。試合が荒れてきます。バックスが勢いに乗って2点を連取するも、コクドもすかさず反撃して2-2で1ピリ終了。

2ピリ以降も、スタッツだけ見たらコクドの圧倒的優勢なんだけど、実感としてはバックスのパス回しの良さと対称的に個々がバラバラなコクド。結果は6-2と大差がついたのが不思議なくらい、接戦の印象でした。コクドの得点は、ほとんどがゴール前の混戦からでしたが、藤田キヨシの2得点は逆サイドに走りこんでのファインゴール。アタッキングゾーンに絶妙なタイミングで進入する内山とともに、見せ場を作ってくれました。

しかし、この出来では次に進んでもハルラには苦戦しそうです。リーグ戦終盤の勢いを選手も実感しているハルラ優位は間違いなさそうです。