【アジアリーグ】ブレイズ-ハルラ@東伏見

アイスホッケーのアジアリーグは終盤を迎え、東京・東伏見ダイドードリンコ・アイスアリーナに日韓集結シリーズとして日光アイスバックス東北フリーブレイズ、アニャンハルラ、High1の4チームが試合を行っています。西武プリンスラビッツが廃部したために、東京ではなかなかアイスホッケーを生観戦する機会がなくなってしまったので、これが実に2年ぶりの観戦でした。ただ、2試合は厳しいので、ブレイズとハルラの第1試合のみの観戦です。

もっと混雑するかと思ってフェイスオフ1時間以上前に到着したものの、意外にもガラガラ。ブレイズには元ラビッツの河合龍一や田中豪が在籍しているので、気持ちはブレイズ寄りで観戦です。1ピリはブレイズの波状攻撃が冴え、3分にパワープレイからマルヘレンがハルラのゴーリーの右肩口を抜いて先制。しかしハルラも2ピリに逆襲し、キム・ウォンジュンのショートハンドゴールと実質的にはブレイズのオウンゴールのような形で逆転します。ブレイズも、その直後のリスタートから田中豪が電光石火のゴールを決めて同点。

ここからは、ブレイズのゴーリー酒井の若さが露呈してしまいます。もったいないキャッチミスで再度リードを許すと、プレーの端々に自信のなさがうかがえるようになました。ショートハンドゴールもセーブできないショットではなく、正ゴーリーの橋本だったら止めていた可能性は高いです。3ピリ7分と10分にゴールを挙げたブレイズが逆転したものの、ハルラのオウが酒井のポジションの悪さもあって同点ゴール。サドンビクトリー方式の延長に入ります。3ピリ中盤にペナルティの確認にやたら時間がかかっていて、審判団の不手際が目立ちました。

結局、延長開始早々のブレイズの猛攻をしのいだハルラがカウンター一閃。アレックス・キムが独走から決勝ゴールを突き刺して、勝利をもぎとりました。これで3位ブレイズにハルラが肉薄し、プレーオフに向けた順位争いは最終節に持ち越されましたね。