【アイスホッケー】全日本選手権決勝

せっかく新横浜でアイスホッケーの全日本選手権が開催されたのに、結局生で観戦することはできませんでした。ただ、アジアリーグと違ってNHKが録画中継してくれたので、映像はチェックすることができたのはありがたいことです。決勝は日光アイスバックス東北フリーブレイズの対戦でした。

この試合、バックスが先制するもブレイズが逆転して、3ピリも終盤へ。残り17秒にゴール前のこぼれたパックを上野拓紀が押し込み、劇的な同点弾。これで延長にもつれ込みます。そして、延長はスコアレスで進み、GWSが見えてきた場面でパスミスを拾った佐藤大翔がゴーリー橋本の肩越しにシュート。これがノーゴールと判定されたものの試合が止まり、協議の結果、一転ゴールが認められてしまいます。

NHKの映像で見ると、確かにパックはクロスバーの内側で跳ね返っているようなので、バックスの優勝で問題はないのでしょう。しかし、ビデオジャッジの規定はないので、レッドライトが点かない以上は協議することすらおかしいはずなのです。裁定が変わったことも観客には一切説明がなかったそうなので、アイスホッケー連盟のファン軽視は相変わらずですね。

かつて、2006年のアジアリーグでハルラのソン・ドンファンのゴールが、コクドのゴールを割ったにも関わらず、ゴールネットに開いていた穴を通過してしまいノーゴールの判定になったことがあります。このときはハルラが試合放棄寸前まで行ったのに、観客には説明なし。バスケもアイスホッケーも競技は好きですが、統括組織がファンを大事にしないことには反感を持っています。