【ワーナーブラザーズスタジオツアー東京】メイキング・オブ・ハリー・ポッター

としまえん跡にできたワーナーブラザーズスタジオツアー東京は、ハリーポッターの世界観に浸れる施設。僕はオーランドのユニバーサルスタジオでもハリーポッターのアトラクションを経験しているけれど、それとはまた違った没入感を体験してみたくて訪れてみることにしました。平日14時のチケットでしたが、1時間前からショッピングとカゲのエリアには入場できます。

まずはカフェに立ち寄りましたが、これについては別の記事で紹介します。ツアーのゲートを入ると、まずはインストラクション的な内容のムービーとダニエル・ラドクリフエマ・ワトソンルパート・グリントからのメッセージを視聴します。この後、大広間で簡単なガイドが済むと、そこから先は自分のペースで自由に歩き回る形になります。

ホグワーツといえばダンブルドア校長。映画版では、「秘密の部屋」の後にリチャード・ハリスからマイケル・ガンボンにリキャストされているのですが、このマネキンからはどちらがモデルかわかりにくいですね。

「禁じられた森」のハグリッドとバックビークに、なぜか一番懐かしさのような満足感を感じました。ハグリッドは、表情が動くマスクの展示も終盤にあって、実際の撮影時にロビー・コルトレーンのスタント役がこれを着用していたことがわかる画像と合わせて展示されていたのも、とても興味深いです。

ホグワーツ急行や9と3/4番線、魔法省、ダイヤゴン横丁などのエリアもありますが、セットの中を歩くだけなので、ちょっと物足りない印象もあります。ユニバーサルスタジオではライドのペースに合わせなければならないのですが、前を歩く人が撮影している間立ち止まってストレスを感じながら待つこともないので、合理的だと感じました。逆に言うと、このスタジツアーの弱点は、人を強制的に移動させる仕組みがないことであると言えます。

ホグワーツの遠景は、ちょっと模型感が強くて残念ですが、そこはファンタジーなので自分の脳内で補うことにしましょう。何箇所かある動画撮影スポットは、ちょっと年齢的に厳しいのでパスしましたが、それでもハリーポッターシリーズのファンには十分に楽しめるはずです。