【映画】ファンタスティックビースト

この作品「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はもっと子ども向きに仕立ててあるかと思いきや、ハリーポッター同様に細部に凝ったJ.K.ローリングらしい展開でした。原作を読んでいればもっと楽しめるのでしょうが、映画ではどうしてもダイジェスト的な作りになってしまうのでしょう。

魔法生物は、ハリーポッターに出てくるものよりはオーソドックスさは減ってしまったものの、それなりにしっかりと設定がつけられているので、違和感なく楽しめますね。ただ、ハリーポッターと違って、魔法を「唱える」シーンが少ないのは物足りなさを感じました。やはり「エクスペリアームス!」とか「アバダケダブラ!」とか叫んで欲しいです。「アロホモラ」や「レパロ」だけでは、迫力に欠けますからね…

英国から船で米国にやってきた設定でしたが、今後このシリーズはどうなるのでしょうか。舞台をホグワーツのある英国に戻すか、再度ニューヨークで相見えるのか、いずれにしてもつなぎ方には一工夫要りそうです。