火山活動が活発化して噴火が近いと言われているアイスランドからのオンラインツアーということで、現地の状況も気になっていました。現地の日本人ガイドのレポートによれば、この間欠泉のあるエリアは平穏で「通常営業」とのことで、ツアーは無事に催行されました。ただ、この間欠泉の活動自体もマグマの影響もありそうで、過去にも噴き出す口が変わったこともあるようです。
日本時間の19:30にツアーが開始されました。現地時間は10:30ですが、太陽はようやく地平線に顔を現したところ。15:00過ぎには沈んでしまうので、まさにつかの間の日照なんですね。1時間ほどのツアーの間も太陽の高度はあまり変わらず、低空飛行を続けている感じでした。それにしても、間欠泉の湯煙越しに見える日の出は幻想的です。
そして、いよいよ温泉が噴き出すところを現地カメラが捉えます。水面が沸き上がって予感を見せても沈静化してしまうこともありながら、何度目かに勢いよく噴き上げてくれました。
このストロックル間欠泉は、レイキャビクから車で1時間半ほどとアクセスもよい観光地ながら、特に入場口もなく無料で見られます。近くにあるホテル経営者の私有地のようで、オンラインツアーのスタッフもそのホテルに前泊したところ、オーロラも見えた模様。オーロラと日の出と間欠泉が楽しめたら、もうすれだけで十分贅沢な旅になりそうです。
