【フェドカップ】大坂ーソリベストルモ

見るに耐えない、ひどい試合だった。大坂なおみはファーストサーブがまったく入らず、決めに行くショットがことごとくミスになっていた。ソリベストルモは勝負に出ず、大坂のミスを待つ展開。その戦術に、まんまとやられてしまった。そもそものスペインの勝因は、球足が驚くほどに遅いムルシアのコートを選択したこと。このコートは、慣れていなければ自分のプレーができないはずだ。

フェドカップはどちらの国で行うかによって、有利不利が出る。そこでさらに、こんな特殊なコートを選択肢に持っていれば、相手がどの国でも恐れるに足りないだろう。それにしても、いかにスロースターターの大坂とはいえ、ここまで自分のプレーができないのはお粗末だった。

こうなれば、クレーでもそれなりに戦える土居美咲と勝負強さには定評のある奈良くるみに賭けるしかない。なんとか2つ勝って、青山修子と柴原のダブルスに持ち込みたいところだ。