【J入替戦】疾きこと風の如し

甲府-柏の入れ替え戦は、小雨舞う甲府・小瀬スポーツセンター。レイナウドのゴールで柏が先制したものの、甲府が想像以上に素晴らしいサッカーを見せる。中盤で奪ってからのカウンターの速さは抜群で、バレーの強さに元柏の長谷川や藤田が高速でからむ、見ておもしろいサッカー。倉貫のヘッドで追いつき、バレーのゴールで甲府が逆転し、そのまま終盤へ。

残り1分で、ゴール前の混戦で甲府GK阿部がバックパスを手で扱ったと判定され、PKより近い位置でFKになったものの、押しくら饅頭状態のゴール前では決まらず。そしてロスタイム、あわや柏のPKかというプレーの瞬間になんとスタジアムが停電。12,000人も集まった観客に、電気系統もびっくりしてしまったのだろうか。

柏は矢野がブレーキだったが、チームリーダー明神の不在も大きかったことだろう。甲府は「ヴァンフォーレ」の元になった武田信玄の旗印「風林火山」(フランス語でヴァンは風、フォーレは森)の名の通り、疾きこと風の如しでした。

ここまで書いたが、ゲーム再開まであと10分かかるそうなので、結果を待たずにとりあえずアップします。