【人事の話】不幸の経験値

僕が担当している事業部の社員が交通事故で亡くなり、今日はそのお通夜でした。今回はお香典をつき合わせて数える会計のお手伝いだったけど、若い頃はたいてい道案内でしたね。人事部員がこういう場で欠かせないのは、会社の上層部の顔を把握しているから。大きい会社になればなるほど、現場の社員は自分に関係のない役員の顔と名前なんて、一致しないことの方が多いですからね。

花環の置く序列とか精進落としを抜けるタイミングとか、妙な経験値が高まっていくのは、果たしていいことなのかどうか・・・ でも、遺族が困っているときに、人にはできない付加価値をつけてあげられるっていうことは人事部員ならではなんだから、誇らしく思わなきゃね。

亡くなった社員は、僕と同い年。早すぎるよね。それでも、高校生のジャニーズ系?の長男が親戚を会社の関係者に紹介したりして、甲斐甲斐しく動き回っていたのが印象的でした。