【アーティゾン美術館】鴻池朋子展

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コロナウイルスの影響で会期が変更になり、3つの展覧会が同時開催となったアーティゾン美術館。そのひとつが、コンテンポラリーアーティスト鴻池朋子の展覧会「ちゅうがえり」だ。鴻池朋子民族学の要素を取り入れ、映像やインスタレーションを交えて作品を展開しているが、本展でもこの画像の「影絵灯篭」のように立体的で動きのある作品が楽しめる。

広い空間を生かした会場には、すべり台も登場し、鴻池作品にダイブするかのような鑑賞をすることもできる。ワンフロアが広いアーティゾン美術館だからこその展示で、日時指定チケットなので混雑も抑えられているようだ。

同時開催は、パウル・クレー展とヴェネツィアビエンナーレ日本館の再現展示。もちろんルノワールピカソなどの常設作品も見られるので、お腹いっぱいになれるだろう。