【森美術館】塩田千春展

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森美術館で始まった塩田千春展「魂がふるえる」。塩田らしい赤や黒の毛糸を張り巡らしたインスタレーションは、SNSを意識したキュレーションに舵を切っている森美術館とは相性が良さそうですね。ほとんどの作品が撮影可能で、SNS映えしそうなものが多いので、Instagramを使った展覧会のプロモーションを結構早い時期から展開していました。また、コンテンポラリーアーティストの石井七歩も、この展覧会を絶賛して勧めています。


会場の掲示物にもある塩田の「第1の皮膚は自分の皮膚、第2の皮膚が自分の洋服、第3の皮膚は建築、またはその境界、壁、窓、ドア」という言葉と合わせると、この毛糸は神経なのかもしれないと感じました。確かに自分でも、拡張されたニューラルネットワークから感じ取っていることがあるように思います。


これらの作品をじっくり味わい、他人を写り込ませずに撮影したいのなら、間違いなく平日でしょうね。森美術館は発券のオペレーションが下手で、しかもピクサー展を同時開催しているので、休日は家族連れで混みそうです。