今季はicenetworkのシーズンパスを買ったのですが、グランプリシリーズなどの大会は日本では視聴制限がかかっていて見られないので、ほぼ全米選手権くらいしかバリューがありません。今朝8:45からの女子シングルが一番の見どころでした。
ソチオリンピックの代表に3位の長洲未来ではなく4位のアシュリー・ワグナーが選出されたことが禍根を招いただけに、今回も3位になるだけではオリンピック確定とは言えません。ショートで出遅れたワグナーは挽回できず、長洲はトリプルアクセルは不十分だったもののうまくまとめてこの時点で首位。カレン・チェンも長洲の上にはなれず、ブレイディ・テネルを残して長洲、チェン、ワグナーという順位に。
そして最終滑走のテネルはプレッシャーがかかる様子もなく、大きなミスなく高得点を叩き出して優勝を決めます。長洲は2008年に優勝しているだけに、勝てば10年ぶりの優勝でしたが、残念ながら準優勝に終わりました。素晴らしい気迫での渾身の演技だっただけに、優勝させてあげたかったのですが…
これでテネルと長洲のピョンチャンオリンピック代表選出は、ほぼ確実でしょう。今季不調だったチェンとワグナーは、どちらが選ばれても異論が噴出しそうな状況になりました。今回の会場となったサンノゼのSAPセンターは、かつてHPパビリオンと呼ばれていた時代にNHLアイスホッケーのシャークスとアバランチの試合を観戦したことがあるので、懐かしい気持ちで見ていました。
