キックオフ時刻を勘違いしていて、残念ながら後半からしかDAZNを見られなかった。ハイライトで見る限りもどかしい内容の前半だったようなので、まあよしとしよう。さて。結果としては大津の決勝ゴールで大分が勝利をもぎ取ったのだが、鈴木惇のやわらかいパスと、それをワントラップで見事にシュートに持ち込んだ大津のコンビネーションの賜物だった。
大津は愛媛戦のゴールも、足元でしっかりトラップしたことでGKが飛び出す前にシュートが打てた。以前の印象に比べると、格段に進歩しているようだ。もともと昨季J3のガンバ大阪U23戦でクロスに頭で合わせたゴールを生で見ているので、前線でのポジショニングと得点感覚には期待していた。そこに足元の技術が加われば、大いに期待もできそうだ。
それ以上に、この試合でMVPといえる貢献をしていたのは川西だ。中盤で讃岐の選手を追い回し、何度もチャンスにつなげていた。終盤にはシャドーのポジションに上がったが、やはり彼には真ん中で構えてもらった方が存在感がある。パサーはシキーニョもいるだけに、終盤は鈴木惇を下げて前田というクロージングがハマりそうに思う。いずれにせよ、シキーニョは期待を抱かせるプレーを続けており、早く彼のゴールを見たいと思っているサポーターは多いだろう。
