【ミラノ旅行記】アルプスを越えて

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パリのシャルル・ド・ゴール空港で乗り継いで、ミラノのリナーテ空港に向かう途中ではアルプスを越えることになります。エールフランス便は幸運にもA席にアサインされていたので、このアルプス越えの眺めが楽しみでした。まず見えてきたのはレマン湖。そして、白い雪を頂に被ったアルプスの山々が眼下に流れてゆきます。

20時を過ぎても明るい夏のヨーロッパなので、18時過ぎの便でもこんな風景が楽しめました。後ろの席の子どもが僕の席を蹴るわ、隙間から手を伸ばしてきて触るわで正直快適なフライトではなかったのですが、この風景が見られれば満足ですね! パリもミラノも不穏なヨーロッパ情勢の影は微塵も感じられませんでした。特にミラノは、バカンスのシーズンなので地元民があまりいないようです。

リナーテからタクシーでホテルまで15分くらいで着き、料金も20ユーロで済みました。マルペンサではこうはいかないので、リナーテにして正解ですね。ドライバーがたどたどしい英語で急に「ミラノにはKing of Japanがいるんだ」と言うから本田圭祐のことかと思ったら「ユウト・ナガトモ! 彼は皆に好かれている、欠かせないプレイヤーだよ」とのことでした。「インテル派なんだね」と返したら、拍手して喜んでいました。

ホテルに着くと、ひとりしかいないフロント係が中国人の団体につかまっていて時間を食いましたが、なかなか広くてよい部屋になりました。今のところ唯一の問題は、右手中指の爪が割れてしまったこと。さすがに爪切りをホテルで借りる気にはかれないし、中央駅近くのホテル周囲には開いている店もなくて困っています。