【北とぴあ】パイプオルガン演奏会

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東京・王子にある北区の施設「北とぴあ」では、毎月第4日曜日の午後にパイプオルガンの演奏会が開催されています。近所ながら、なかなか訪れる機会がないのですが、先日久しぶりに立ち寄ることができました。この日は野田優子さんのパイプオルガンに加え、小花恭佳さんのオーボエも参加してのサロンコンサートでした。

まずはシューマンの練習曲をオルガンのみで聴かせてくれ、その後にオーボエが加わってラインベルガーの「パストラーレ」を。オーボエについての解説もありましたが、オーボエの難しさとして「2枚のリードの間の狭い空間に息を吹き込むことから、息を使いきれない苦しさがある」という説明には、なるほどと感じました。

その後はバッハを2曲演奏してくれて、40分ほどのステージでした。公共のホールのエントランス部分での演奏だけに、人の出入りもあれば、子どもがパンフレットのラックを自分の頭の上に倒してしまって大騒ぎになるというハプニングもありましたが、久しぶりに聴くオーボエとオルガンの音色は素敵でした。オルガンの音量が控えめでしたが、オーボエとのバランスを考慮したのでしょうね。バッハを聴いたせいか、チェンバロの音も聴きたくなってしまいました。