【アイスホッケー】オリンピック予選クロアチア戦

久しぶりにNHK-BS1でアイスホッケーを生中継してくれた、ピョンチャンオリンピックの二次予選。月寒にクロアチアを迎えた日本代表は、序盤から攻め込みながらもなかなかゴールを奪えないもどかしい時間帯が続いた。田中豪―河合拓真―平野のフリーブレイズラインは華麗なパスワークと、米国修行中の平野の強引ともいえるシュートで可能性は感じさせたが、ゴール前でのアイディアに乏しい印象だった。

クロアチアゴーリー・トムヤノビッチも当たっていて、スコアレスのまま終わりかねない状況の中、4つ目のラインから大澤がゴール。その後もやや膠着していたものの、大澤がゴール前でスケートでディフレクションして2点目。さらには、直後に平野のカットインから田中豪がきれいに決めてクロアチアを突き放した。

センターライン付近での積極的な守備はかなり奏功していたが、福藤のパスミスからピンチを招くなど、ゴール前の連携には不安を残す内容だった。最大の山場であるウクライナ戦にピークを持って行けるよう、ルーマニア戦の早い時間帯に点差をつけて、余裕をもって勝ち切っておきたいところ。久慈と小原のいるラインにも、期待しよう。